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ブラジルW杯 カメルーン予選敗退 内部分裂 [サッカー]





カメルーンのワールドカップ予選突破が消滅した。

カメルーン代表はグループA第2節でクロアチア代表と対戦し、0-4と大敗した。
フォルカー・フィンケ監督は、謝罪の言葉を述べるとともに、
チームメート同士のいさかいについて「理解できない」と話している。

初戦で敗れ、勝利が必要だったカメルーン。
だが、先制を許すと、前半終盤にはMFアレクサンドル・ソングが
クロアチアFWマリオ・マンジュキッチの背中を殴って一発退場となり、数的不利に陥る。
後半立ち上がりに追加点を献上し、さらにマンジュキッチに2ゴールを許して敗れた。

2試合ノーゴールで連敗のカメルーンは、最終節を待たずして敗退が決定。
試合後、フィンケ監督は次のように語ったとイギリス『BBC』が伝えている。

「結果を謝罪する。本当につらい。我々は試合をコントロールできなかった。
チームの振る舞いも気に入らなかったよ。我々は前を見なければならない。
このチームには未来に向けた選手たちがいる」

カメルーンはソングの暴挙に加え、アディショナルタイムにも信じられない場面を見せてしまった。
意見の食い違いからか、仲間割れしたDFベヌワ・アス=エコトが
FWベンジャミン・ムカンジョに食ってかかり、頭突きを見舞ったのだ。

今大会でも開幕前にボーナスをめぐる出発拒否騒動など、
絶えず内部トラブルが騒がれるカメルーン。エコトの頭突きも、その一例と言えるだろう。

フィンケ監督はこの場面について、次のようにコメントしている。
「理解できない。それが起きたのを私は見た。何があったのかを正確に把握する必要がある。
どうして2人がキレたのかをね。こういうことは見たくないよ。私が見せたかったカメルーンの
イメージではない」


初戦でエトーのゴールが決まっていたら・・・
結果的にそんなイメージが残る大会になってしまった。
選手のクオリティーは高いチームだった。
欧州で主力として活躍している選手もいる。
歯車がくるってしまうと、ここまで崩壊してしまうものなのか。
内部分裂というのはみていて面白いものではない。
恐らくピッチ上での信頼関係は試合時間経過ごとに薄れていったのだろう。
エトーやソング、主力が今一つの出来だったことがチームの不安要素を
増殖させてしまったのかもしれない。
世代交代の警笛が鳴っている。
次回のワールドカップに汚名返上するしかなくなった。
エトーに次ぐストライカーに期待したい。







タグ:カメルーン
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